操橋から見た校舎

操橋から見た校舎

栃木県立宇都宮女子高等学校 校歌(大正10年4月改定)

作詞:小林 良一

作曲:梁田 貞


 恵みの波をたたえたる 幸の湖水きよみ
 二荒の峰の姫小松 千代も変わらぬ影うつす
 これぞここなるまなびやの 庭に集へる乙女らの
 心をこめて朝夕に 磨く操のかがみなる

 学びの園のおくふかく 智恵の花咲き風かをり
 婦女の徳のうるはしく 百世くちせぬ実を結ぶ
 これぞ名に負ふ下野の ながめたへなる花の色
 心にそめてとこしへに 匂ふほまれのかざしなる


栃木縣立宇都宮女学校 校歌(明治36年4月制定)

作詞:篠崎 権三郎

作曲:栗本 清夫


 くれたけの常磐のみどりなつかしや
 みさをのかゞみ学びの友雪にもをれず
 撓みなくあしたにゆふべに睦びつつ
 よみ書きたち縫ひいそしめや
 賢母良妻これぞこの下野の華御代の花
 あなゆかし黒髪の山高く幸の湖ふかきを心
 いざいざ波風のどかに千とせ経よ