宇高・宇女高合同演奏会プログラム

第38回宇高・宇女高合同演奏会

高校生による第九(合唱)演奏会

日時:令和2年12月26日(土) 14:00開演

場所:宇都宮市文化会館 大ホール

 今年の演奏会は、新型コロナウイルス感染防止のため、演奏参加生徒の保護者のみが客席に入場という形で開催される予定ですが、OG会はプログラムへの広告協賛で応援させて頂くことになりました。

 当日は、関係者への限定公開でYouTubeによるライブ配信が行われます。

 様々な困難の中でここまで練習を続けてきた高校生たち・関係者の皆様の努力が無事に結実しますよう、心からのエールをお願いします。

第37回宇高・宇女高合同演奏会

第37回宇高・宇女高合同演奏会

日時:令和元年12月26日(木) 17:00開演

場所:宇都宮市文化会館 大ホール

 今年も『先輩とともに』というコーナーで、合唱部OG会員約30名が部員と一緒に『キャロルの祭典』から4曲を歌います。

 今年は特別にハープの伴奏という事で、出演予定者は胸躍らせつつ練習に励んでいます。

 事前に練習会もあり、練習会は当日舞台で歌わない方も大歓迎です。是非、お問合せください。

宇高・宇女高合同演奏会の歴史

<はじまり>

高校生による第九(合唱)演奏会

 昭和57年7月29日~8月2日、第6回全国高等学校総合文化祭(全国高総文祭)の全国大会が宇都宮市で開催されました。その開会式において、栃木県下の高校生が集まり、『ベートーヴェン交響曲第9番第4楽章』が演奏されたことが大きな契機になっています。

 記録によれば、宇高・宇女高・氏家高・宇東高・石橋高等の生徒達が合同で演奏しました。 その日、生涯に何回とない感動を味わった演奏者達の「再び高校生の第九を」という熱い想いが結集し、宇高OB・宇女高OG主催、指導者・独唱者とも高総文祭の時と同じ顔ぶれでの演奏会が、翌年年末に向けて準備されました。

 こうして、昭和58年12月17日(土)、栃木会館大ホールにおいて、記念すべき「高校生による第九(合唱)演奏会」(第1回宇高・宇女高合同演奏会)が開催されました。管弦楽は両校の管弦楽団およびオーケストラ部、合唱は両校の2年生の音楽選択生および合唱部、そして、指導者・独唱者は全て県下の高等学校教諭という、全国にも例を見ない、最も若い歌声による「第九」が誕生したのです。


[高校生による第九(合唱)演奏会] 指揮(永岡 国雄)、ソリスト・ソプラノ(小ニ田 幸子)、アルト(長井 圭子)、テノール(荻野 久一)、バリトン(藍原 寛治)


※なお、昭和56年(1981)12月20日、前年開館したばかりの宇都宮市文化会館大ホールにおいて、第32回栃響定期演奏会(栃響第九)に宇女高合唱部員が参加しています。


第32回栃響定期演奏会(栃響第九)

[レコードジャケット] 指揮(小林 研一郎)、合唱指揮(荻野 久一)、ソリスト・ソプラノ(桑原 英子)、アルト(西 明美)、テノール(田口 興輔)、バス(大島 幾雄)


※さらに遡ること約10年。昭和45年(1970年)10月30日(金)、栃木会館大ホールにおいて、宇高の文化祭の一環として「高校生によるベートーベンの交響曲第9番 全曲演奏」が行われました。ベートーベン生誕200年と、宇高音楽部・宇女高合唱部の混声合唱20周年の記念でもあったと当時の新聞記事は伝えています。総勢300名の両校の高校生によるこの第九の演奏は、他に例をみない画期的な企画で、当時の新聞(読売新聞栃木版「栃木讀賣」や、「全国学園新聞」など)にも連日大きく報道されました。


高校生によるベートーベンの交響曲第9番 全曲演奏

[レコードジャケット] 指揮(石井 信夫)、合唱指揮(清水 正己)、ソリスト・ソプラノ(名倉 佳子)アルト(山口 裕子)テノール(荻野 久一)バリトン(藍原 寛治)

<変遷>

 その後、関係各位の努力により、毎年この演奏会が「高校生の第九」として年末の週末に開催される事が定着しました。プログラムに掲載されている校長先生・指導の先生方(音楽教諭)のお言葉によれば、「心身ともに著しく成長を遂げる高校の段階において、この様な名曲を体験し音楽の真髄に触れ、感動を憶えることは非常に重要なこと」「演奏は未熟でありますがひたむきに練習し、精魂を傾けて演奏する生徒の情熱」「全国で最も若い歌声による「第九」に終結する純粋な魂の叫び」「来るべき21世紀の社会生活を制するのは、むしろ人間本来の豊かな「心」である」等の熱い想いと崇高な理想が掲げられております。

 途中、音楽教諭の転任に伴う指導者・独唱者の変更、会場の変更(栃木会館大ホールから宇都宮市文化会館大ホールへ変更・昭和62年第5回より)等を経、何よりメインの演奏者である両校の生徒等が毎年入れ替わりながらも「高校生の第九」という独特のスタイルを守りながら回を重ねてきました。

 そして平成29年度からは、高校の音楽の教科書に、この高校生による第九演奏会の模様が掲載されています。「高校生の音楽1」 (教育芸術社 40~41ページ)

今年令和元年には、第37回目の演奏会となります。

昭和、平成、令和、とまさに時代を越えて歌い継ぐ演奏会、と言えるでしょう。

第九プログラム表紙写真

<宇女高合唱部OGと第九、キャロルの祭典>

 この第九演奏会においては、メインの『交響曲第9番「合唱」第4楽章』(ベートーヴェン作曲)、『メサイアよりハレルヤ』(ヘンデル作曲)の他、両校の管弦楽、および合唱部それぞれによる演奏も初回から続いてきました。

 宇女高合唱部は、その年のコンクールや合唱祭で発表するなど、一年を通して取り組んできた曲をその時々で歌っています。しかし、特筆すべきこととして、昭和58年の第1回演奏会から一貫して歌い続けている曲『A ceremony of CAROLS(キャロルの祭典)』(B.ブリテン作曲)が挙げられます。

 昭和57年の合唱祭、全国総文祭(宇都宮市)、および合唱コンクール(全日本合唱連盟主催)の自由曲として歌ったのが宇女高合唱部で『キャロルの祭典』を歌うようになった最初のエピソードであります

 翌昭和58年に始まった第九演奏会(第1回)においても、宇女高合唱部の愛唱歌として紹介されました。第1~3回(昭和60年)までは現役合唱部員による演奏でしたが、早くも第4回(昭和61年12月20日(土))には、OGも参加して一緒に『キャロルの祭典』を歌うという企画が始まっています。当時の合唱部顧問・荻野久一先生らのご配慮であったことと思われます。


 主に卒業して数年目の若いOG達を中心に、この演奏会の当日に宇都宮で再会し、現役部員と一緒に舞台に上がって懐かしい『キャロルの祭典』を歌う、というスタイルです。

 部員の数、参加するOGの数はその年によって様々ですが、例年、10名前後のOGの参加がありつつ30年以上続いて来たようです。


第36回演奏会

 平成30年、合唱部OG会を立ち上げるにあたり、「第九で会いましょう」をキャッチフレーズに、仲間に出来る限りのお声がけをしてきました。

 そして、平成30年12月23日(土)第36回演奏会において、昭和58年卒から平成29年卒まで総勢33名のOG達が集結し、舞台で、現役部員と一緒に『キャロルの祭典』を歌うことができました。


出典:宇高・宇女高合同演奏会 プログラム

宇高・宇女高合同演奏会の写真